考察
   無処理区と処理区を比較してみると、ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株溶液処理効果が非常に高く、
   空中に浮遊する多様な微生物、病害菌を防止できることが、この試験で実証された。

     完全無農薬栽培に非常に有効な資材である。
対照区  無処理不織布

無処理不織布 を通過した空中浮遊常在微生物のコロニー

 ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株溶液噴霧処理した不織布の目会いを通過して、培養基上に落下してコロニーを形成した微生物は、
 非常に限られた数種類の微生物胞子である。

    写真。 白いコロニーはラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株。
         青いコロニーは アオカビ。
         茶色コロニーは 空中常在菌の糸状菌。 この糸状菌とラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株とは共存生活できる菌である。
         アオカビもラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株と共存できる菌である。

         病害菌のコロニーは見られれない。
         細菌のコロニーも見られない。空中常在菌のbacillus菌のコロニーは全然発生しない。
         このことは、うどん粉病の胞子も遮断できるともいえる。

         不織布に存在するラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株によって、多様な微生物の胞子は「休眠」しているようである。
         多くの微生物の胞子は目合いを通過できなかったようである。
ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株担持
      不織布の間隙を通過した微生物
拡大した状態

 処理区
  ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株のコロニーのみ発生。

 無処理区
   空中常在冬菌のコロニーが発生。
4月6日の状態
菌糸の束   何処までも伸びてゆく・・・。
蛍光色素で染色して、蛍光顕微鏡で観察した菌糸
菌糸は、こんな特徴を持っています。

・非常に細い:太さ2〜10µmµmは、mmの1,000分の1の長さ)
・先端が伸びて生長する(先端生長)
・菌糸どうしは隔壁で区切られる
・枝分かれ(分枝)と合体(吻合)をくりかえして、菌糸体とよばれる不定形の菌糸ネットワークをつくる
・細胞壁を持つ(主成分はキチンとβ-グルカン)


菌糸は普段、こんな生活を営んでいます。

・「基質(=お菓子の家)」の内側に入り込む(例えば、パンや餅、リンゴ、落ち葉など)いわば、住み場所であり、食物でもある
・菌糸の先端から、基質の中に酵素(細胞外酵素)を出す
・酵素パワーで小さく分解した基質を、菌糸の表面から吸収する
・吸収した基質を栄養にして、
 1.呼吸でエネルギーを生みだしたり、
 2.新しい菌糸を作ってさらに基質の中を伸長したり、
 3.(キノコを作って)胞子を飛ばして別の基質を探索する



菌糸は理論上、基質さえあれば無限に生長します。

・落ち葉1枚のなかに、長さ5kmもの菌糸が含まれている(→百万遍から京都駅まで
・ただし生きている菌糸は、その先端部のみ(菌糸体全体の1割にも満たない)
・他の9割以上の菌糸は、死んで空洞化した「ゴースト」
・菌糸はゴーストの土管を通じて、活力ある先端へとどんどん栄養を送り込むことで、生長し続けることができる
・こうして菌糸は、「地球上、最大の生き物」になった(シロナガスクジラを超えた


 湿度を与えた状態における不織布でのラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株の繁殖。

  このラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株菌糸が不織布繊維の20μの目合いの間隙を
  更に微細な間隙にする。

    通気を確保しながら・・・ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株菌糸によって
    目合いを微細にすることが出来る。



  製品開発での考察。
    SmartMax  GreatRay溶液噴霧後、ロールごと2から4日 恒温恒湿室内で菌糸を伸ばさせ、
    その後ロールごと乾燥させた後倉庫で保管すれば、菌糸を利用した微細目合位の
    究極の完全無農薬栽培用の不織布を製造可能かもしれない。

    胞子状態の担子製品より、強力な生命力を具備している菌糸担持不織布の方が、
    農業現場では即戦力があるかもしれない。 
    「ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株」は絶対王者菌だから・・・・
    特許を取った方が良いのか・・・・製法を秘密にした方が良いのか・・・???

     ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株と・・・急激に繁殖させる培養液。

 4月5日の状態

 対照区   ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株を担持させない不織布の 空中常在微生物の通過コロニー。
         20μの隙間を通過した胞子である。


  不織布にラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株が担持している。

    不織布の隙間は約20μ。
    空中微生物・・・20μより小さな細菌、胞子はくぐり抜ける・・・。
    ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株を担持させることで、
    ほとんどの空中常在微生物は遮断される。

    コロニーはラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株である。

 
   この不織布でべた掛け、トンネルに張れば、不織布からラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株菌が
   作物、土壌表面に落下し生息繁殖する。 エサを与えれば・・・トンネル内はラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株が
   優占菌となり、病害菌が繁殖できない。
    
試験方法

  不織布にラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株溶液を噴霧散布。

   乾燥。


   この不織布でオートクレイブしたハイポネックス培地の広口保存ビンの
   開口部を覆う。

   最低温度 5℃  最高温度20℃  室内培養。

   
   処理日 3月29日
   写真   4月4日。
不織布へのラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株担持試験
HOME       BACK

suma-to siken 158